【1部戦評】第52回会長杯・第48回コカ・コーラボトラーズジャパンカップ

1部優勝

《 戦評 》

▼決勝戦
田富北 2 - 0 春日居ベリー

▼会場
緑が丘スポーツ公園体育館

▼日時
2025年4月23日(水)
14:40~15:27

▼審判
主審:大輪年美
副審:若松朝美
記録:武川妙子

▼戦評
1部決勝は昨年と同じ田富北と春日居ベリーの対戦となった。第1セット田富北は、エース三浦の高さを活かした鋭いスパイクで先制点を奪い4-2とリード。春日居ベリーはセンター有賀のAクイックで反撃、エース三浦に4枚ブロックで対抗するもコースを打ちわけ、緩急つけた多彩な攻撃で田富北が着々と点数を重ね、レフト中村の強打でブロックを弾き返し11-6になった所で春日居ベリーがタイムアウト。

流れを変えたい春日居ベリーは、有賀の速攻やレフト齋藤、新メンバーライト中村がブロックアウトで、点差を縮め13-10になったところで小山田がコートに入るも、流れに乗れないまま17-10で2回目のタイムアウト。キャプテンでセッター金山のサービスエースで粘りを見せるもミスで失点。守備力の勝った田富北が21-14で第1セットを先取。

続く第2セット、田富北はセッター橘田のプッシュで先制するとエース三浦のサービスエースで勢いづく。春日居ベリーは小山田にボールを集めるがいい所でミスが続き流れをつかめない。確実な返球から三浦・中村・ライト宮崎にボールをつなぐ田富北に徐々に点差をつけられ11-7で春日居ベリーがタイムアウト。

気持ちを切りかえ幅広い攻撃を仕掛ける春日居ベリーはライトセミのブロックポイントやライト中村の高さを活かしたスパイクが決まるも、田富北はバック漆原・佐野・竹野の好レシーブから粘り強くエース三浦にボールをつなぎ連続失点を許さない。19-16で春日居ベリーがタイムアウトを狭んでも主導権を譲らない田富北。最後はエース三浦の強打が決まり21ー17、 2-0で見事田富北が大会3連覇を果たした。

記載者:小林ほみえ

▼田富北の皆さん

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