第53回会長杯 第1回ちぼりカップ山梨県ママさんバレーボール大会 【戦評】

《 戦評 》
▼1部決勝戦
都留愛球 2-0 春日居ベリー

▼会場
小瀬スポーツ公園体育館

▼日時
2026年4月22日(水)
14:55~15:35

▼審判
主審:保坂 知子
副審:若松 朝美
記録:小金澤 純香

▼戦評

記念すべき第1回ちぼりカップの1部決勝が行われ、初代女王の座をかけた戦いがはじまった。対戦は準々決勝で田富北を破り勢いのある都留愛球は4番のエース山口とレフトの13番宮下の力強い攻撃、5番庄司のセミからの早いクイックなど多彩な攻撃力とレシーブの粘り強さのあるチーム、対する春日居ベリーは今大会よりエース小山田が昭和西条に移り新体制となって初の大会をストレートで決勝まで勝ち上がってきたが、今回の準決勝・決勝は12番中村が欠場であった。

1セット目、春日居ベリーは9番金山のサーブから開始するも2本ともネットにかかり最初の1点が都留愛球に入った。序盤は都留愛球の多彩な攻撃が決まり徐々に点差が開いていった。春日居ベリー11番齋藤がブロックにつかまり8-3になったところで春日居ベリーが1回目のタイムアウト。その直後に都留愛球のレシーブがネット際へ上がり春日居ベリー4番根津の前に、ダイレクトスパイクでサイドアウト。流れが変わりはじめ11―6から春日居ベリー2番飯島のライトからのスパイクとサービスエースにより11-10と4連続得点で追い上げる。しかし、落ち着いて隙のないバレーを展開する都留愛球が長いラリーを制し、流れを引き戻す。徐々に点差が開き16-12になったところで春日居ベリー2回目のタイムアウト。その後も流れをかえるチャンスはあったがミスが重なり、都留愛球の4番山口の緩急のある攻撃と鋭いサーブにレシーバーが翻弄され20点目が入る。春日居ベリーの11番齋藤の渾身のアタックで4番山口がブロックを吸い込みサイドアウト。20-18と春日居ベリーが意地を見せるが、都留愛球の13番宮下のストレートへのアタックが決まり21点目が入る。2セット目は開始の笛と共に春日居ベリーのキャプテン金山が「3セット行くよー!」とチームを鼓舞してコートにはいっていった。都留愛球の10番入倉のサーブで崩し、立て続けにブロックを止め4-0となったところで、春日居ベリー三枝監督がタイムアウトをとる。都留愛球は「このまま、このまま!」と笑顔で円陣をくみコートに向かう。タイムアウト直後10番入倉のサービスエース。流れを変えられず都留愛球の4番山口の移動攻撃や10番入倉のサーブに翻弄され続け2回連続でサービスエースをとられ9連続得点でたまらず春日居ベリー2回目のタイムアウト。その後レシーブの体系を変えるもサーブで崩され、ベンチからは「1個1個丁寧に!落ち着いて!」と声がかかる。13番宮下のストレートへのアタックがアウトになり春日居ベリーに1点が入る。春日居ベリーは4番根津の天井サーブからラリーが続くが決めきることができず、都留愛球のレシーブの連携と冷静なセッターのトス回しでアタッカーが伸び伸びと動き回る一方的な試合展開で20-4となる。必死の春日居ベリー、4番根津が押し込み5点目を返すも、最後は4番山口の強烈なアタックが5番田中の腕を弾き21-5でゲームセットとなる。

第1回ちぼりカップは都留愛球が質の高いサーブで春日居ベリーのレシーブを翻弄し、大会MVPの4番山口を中心とした自在な攻撃展開で初代女王となった。

 


《 戦評 》
▼2部決勝戦
増穂A 2-0 B-T.O.P

▼会場
小瀬スポーツ公園体育館

▼日時
2026年4月22日(水)
13:38~14:29

▼審判
主審:稲場 玲
副審:武川 妙子
記録:長田 朋美

▼戦評

2部の決勝は昨年と同様、2連覇を狙う増穂Aと、リベンジをかけたB-T.O.Pの戦いとなった。試合の直前、B-T.O.P 6番小林が怪我で離脱しチーム内には動揺が走った。

1セット目、増穂A3番大森のサーブからスタート。序盤はお互いに譲らずB-T.O.P4番長澤(ゆ)の速攻や、増穂A14番志村のライトセミからのスパイクにより10-10までシーソーゲームが続いた。均衡が破れたのは、増穂A8番依田のサーブからだった。志村のブロックが決まり、B-T.O.Pのミスもあり16-10と増穂Aが大きくリード。その後B-T.O.Pも相手の裏を突くフェイントなどで18-15と追い上げたが、最後は増穂A6番小澤がブロックワンタッチボールをトスにし、15番長澤(麻)がスパイクを決め21-16で増穂Aが先取した。

2セット目は、増穂A9番望月のサーブがB-T.O.Pのレシーブを崩し、連続得点で5-1と好発進。ここでB-T.O.Pはタイムを要求。レシーブを立て直し、1番中込のサービスエースなどで14-12と2点差まで追いついた。増穂Aはタイムを要求し流れを変えようとしたが、B-T.O.P4番長澤(ゆ)のスパイクが連続で決まり14-14と同点になったところで増穂Aが2回目のタイムを要求。タイム明け、両チームとも粘りのレシーブで一歩も譲らず20-19まで一進一退を繰り返した。最後はB-T.O.P4番長澤(ゆ)の強烈スパイクを拾い増穂A15番長澤(麻)が押し込み21-19で第2セットを連取。増穂Aが2連覇を成し遂げた。


《 戦評 》
▼3部決勝戦
竜王東セラヴィ 2-0 神金A

▼会場
小瀬スポーツ公園体育館

▼日時
2026年4月22日(水)
12:25~13:16

▼審判
主審:秋田 美紀
副審:大輪 年美
記録:笹本 明美

▼戦評

3部決勝戦は4大会ぶりの優勝を目指す竜王東セラヴィと初優勝を狙う神金Aの対戦。

第1セット立ち上がりから長いラリーが続き、両チーム共に声を出し1点を取り合う試合展開。

竜王東セラヴィは7番小俣のサービスエース、相手のミストスを見逃さず3番エース植松のアタックに4番三井の好サーブで7-3になった所で神金Aがタイムアウト。

何とか流れを変えたい神金Aは、竜王東セラヴィ9番深沢のサービスエース、3番植松の多彩な攻撃で7点差となるも2番吉田の「まだまだ!!」の声やベンチからの声援を受け奮闘。7番金子の冷静なアタック、11番広瀬のサービスエース、8番セッター佐野からの4番小野のレフトやセミ攻撃、7番金子が相手エースをねらうサーブで崩し、得点を重ね15-11と点差を縮めるも、終盤は竜王東セラヴィのレシーブ陣の好レシーブから最後は絶対的エース植松が確実に点を獲得し21-13で竜王東セラヴィが第1セットを先取。

 第2セット竜王東セラヴィ5番望月のサービスエースで2点先攻もつかの間、神金Aの変化のある攻撃と2番吉田の気合の入った2連続サービスエースで初リード。その後も神金Aの攻撃と吉田の好サーブが続き、3点差になった所で竜王東セラヴィがタイムアウト。その後も両チーム共に好プレーから見応えのある長いラリーが続いたが、神金Aの連続反則もあり竜王東セラヴィが逆転。気を抜けない試合展開に2度目のタイムアウトで「ここ頑張ろう」とメンパーと手を握り合う竜王東セラヴィ。タイム明け神金A2番吉田が決めて16-15の1点差。どちらが勝ってもおかしくない好ゲームに観客も沸いた。

最後に繋いだボールは打ち切れず、神金Aのコートに沈み21-18でセット終了。

竜王東セラヴィが記念すべき第1回ちぼりカップ3部優勝。コート中央で健闘を讃え喜びを分かち合った。


《 戦評 》
▼ことぶきの部決勝戦
増穂・桜 2-1 ふえふき

▼会場
小瀬スポーツ公園体育館

▼日時
2026年4月22日(水)
11:33~12:43

▼審判
主審:宮下 えみ子
副審:長澤 雪
記録:堀内 英美

▼戦評

ことぶきの部 決勝は、昨年度優勝した増穂・桜と、3月の大会でEパート優勝のふえふきとの対戦となった。

1セット目、両チームとも好サーブで相手レシーブを崩し点の取り合い。中盤に入り増穂・桜6番深澤を中心とした攻撃にふえふきも粘り強いレシープで応戦するも及ばず.増穂・桜が先取した。

2セット目、増穂・桜 4番井上のサーブからの得点で勢いに乗りたいどころだったが、ふえふき6番布施のスパイクが決まると5連続得点でふえふきのペースに。その後8-8からはお互いに攻守を一歩も譲らずシーソーゲームとなる。どちらもよく拾い、よく繋ぎ長いラリーにもちこむ見応えのある展開。ふえふき5番高野のサーブで崩すと連続得点でセットポイント。増穂・桜を振り切ってふえふきが2セット目を奪った。

両者譲らず迎えた3セット目。5-5の同点から 増穂・桜8番加賀美にサービスエースを決められると連続失点。一方増穂・桜はバックのレシーブも良く、うまく攻撃に繋げ次々と点を重ねていく。ふえふきは2回のタイムアウトを使うも反撃の糸口をつかむことができず、そのまま増穂・桜8番加賀美がサービスエースを決め、ちぼりカップとなった最初の優勝を掴み取った。

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