第26回 NTT山梨フレッツカップ : Bパート決勝戦・戦評

■Bパート決勝戦・戦評

Bパート優勝チーム
田富北

対戦成績
田富北 2[ 21-15 / 21-17 ]0 春日居ベリー

戦評
・記:渡辺千鶴

Bパート決勝戦は、田富北対春日居ベリーの初対決となった。

1セット目、田富北はセンターからの橘田選手の強打や小林選手の軟攻、春日居ベリーのミスなどで7対4とリード。

春日居ベリーはタイムアウトをとったが、その後も追いつけず、根津選手・依田選手の強打で反撃するも1点が返せずサービスミスが続き、10対7と田富にリードを許してしまう。

更に春日居ベリーは、ブロックもまとまらないまま13対8となり2回目のタイムアウトを要求。その後、粘り強いレシーブでよくつないだが、田富北は橘田選手のセンターからのクイックや谷村選手のサービスポイントで18対13とリードを広げた。

春日居ベリーはサービスミスから1点も取れず、田富北は橘田選手のBクイックを立て続けに決め、21対15で1セット目を先取した。

2セット目、春日居ベリーの根津選手の強打に田富北のブロックが割れて、5対4と春日居ベリーがリードしたが、田富北は小林選手の強打や有泉選手のサーブポイントで10対5と反撃。

有泉選手が根津選手・島津選手の強打を続けて好レシーブ、チームが一丸となって橘田選手にトスをつなぎ、春日居ベリーの高いブロックをレベルの高い技巧でかわし、21対17でラリーを制した。

春日居ベリーは勝負どころでミスが出て、惜しくも3セットに持ち込むことが出来なかった・・・。