第38回 会長杯 第34回 コカ・コーラセントラルジャパンカップ

■1部決勝戦・戦評

1部・優勝チーム
東桂クラブA

対戦成績
東桂クラブA 2[ 21-12 / 21-12 ]0 くしがた北クラブ

戦評
・主審:中込 和
・副審:有泉千織
・記録:山本明子

・戦評記載:渡辺千鶴
決勝は準決勝で敷島を破って勢いに乗るくしがた北クラブと、準決勝で石和南に1セットを奪われてチームが締まった東桂クラブAの初対戦となった。

第1セット序盤から東桂クラブAのエース平井・郷田選手が連続でスパイクを決め、くしがた北クラブは緊張のためかスパイクやレシーブで初歩的なミスが重なり、Wスコアで東桂クラブAに先行される苦しい展開となった。

タイムアウトも2回とったが点差は縮まらず、住吉選手がブロックアウトなどで抵抗したが、東桂クラブAの粘り強いレシーブと小林選手のサービスが決まり、そのままの勢いで21対12でセットを奪取。

第2セットになっても東桂クラブAの勢いは衰えず、エースを生かすセッター鈴木のトスワークで、平井・郷田・滝本選手らの攻撃陣が得点を重ね、終始ペースを握る。

くしがた北も、センタークイックや住吉選手の角度のあるスパイクで10対10まで追いついたが、気持ちが焦って空回り、あと一歩及ばずタイムアウトを取った後も東桂クラブAの小林選手のサーブが続き、最後は平井選手のブロックとサービスポイントでくしがた北クラブを21対12で下した。